2001 @ srekcah.org

2001年も終ったので、このサイトについて少し経緯をまとめておくことに する。www.srekcah.org を開いたのは2000年8月だが、まがりなりにも公開し たのは2001年の6月である。もともとは、jcode.pl というスクリプトが利用さ れているらしいわりに、その情報を伝えるまともな手段がなかったので、その ために作ったサイトである。職場のサーバを使えないことはないが、プライベー トな活動なので、あまり大っぴらに使うには居心地が悪い。一応ホスティング の契約はしてみて、少しずつ作り始めたが、どうも HTML という代物を書くと いう作業は、あまり性に合わないようでなかなか進まなかった。

Web を使ったことがなかったわけではない。インターネット自体は、1988 年頃から使っているし、1993年前後、Mosaic が出始めた頃に、前の職場のウェ ブサーバを立ち上げたこともある。もちろんまともな仕事というよりは、暇な 時間を見付けて物好きが集まって作っていた程度である。その時は Macintosh 上の Adobe PhotoShop の使い方にも大分習熟した。ただ、それ依頼 HTML を 書くなどという作業をしたことはなかったので、最近の環境には目新しいもの も多い。

とにかく、2月頃に中途半端なページを作ったところで止まっていたのだが、 5月ころに Google の検索対象となっていることを偶然発見した。それまで、 極めて限られた知合いにしかその存在を知らせていなかったので、なぜ登録さ れたのか未だもって不明である。そこで、最低限の体裁だけ整えてトップペー ジからjcode.pl のページにリンクを張って、一部のメーリングリストにその 存在を知らせることにした。また、ユーザや出版社からの問い合わせに対して は、合わせてそのページの情報も伝えるようにした。

2000年8月から2001年末までの、Web のアクセス状況はこんな具合:

Item Total Accesses Total Bytes Total Visits Average Accesses Average Bytes Average Visits Latest Accesses Latest Bytes Latest Visits
Overall Accesses 109,919 1,155,721,561 43,296 1,505 15,831,802 593 3,576.59 39,619,073 1,561

2/25 の週にピークがあるのは、この時期にページを準備していたからであ ろう。3/4 から、WIDE プロジェクトの合宿があり、その時に WIDE プロジェ クトの歴史をテーマとしたセッションがあったこともきっかけになっている気 がする。

最後の2週間のアクセス数が減っているが、最終週の数字は集計中のため当 てにはならない。その前の週についても、とりあえず年末でアクセスが減って いると考えれば、アクセス数は順調な延びを見せている。なんら積極的な広報 活動をしていないのに不思議な現象である。週に5〜6000アクセスというのが、 どの程度の数なのかさっぱり判断できないが、少なすぎも多すぎしない中途半 端な数だという気がする。

jcode.pl のホームページにはアクセスカウンタが付けてあるが、2002年初 の時点で14764。これは純粋にこのトップページへのアクセス数だ。

http://www.srekcah.org/~utashiro/ の方にもアクセスカウンタが付けて ある。こちらも最初は適当に選んだページ毎に付けていたのだが、管理が面倒 になったので全部同じにしてしまった。とは言え、全部のページに付けている わけではない。という極めていい加減に運用されている数字なので、何の参考 にもならないかもしれないが、こちらもやはり2002年初で14302。

興味深いのは http://www.srekcah.org/ に対するアクセスがまるで増えな いことだ。2002年初で840。この事実が物語るのは、ほとんどのウェブユーザ はリンクを辿ることしかしないということなのだろうか。これは、自分の行動 パターンと比較すると大いに違って面白い。ぼくは、何か興味深いページを新 しく発見すると、大抵の場合そのトップページを見てみるような気がする。そ の場合、明らかにそういうリンクがあればそれを使うこともあるが、大抵は URL を直接編集して飛んでいく。そういうユーザは、多くても20人に1人くら いしか居ないらしい。もっとも、興味を引くまでもなく開いてすぐクローズさ れているとか (間違いなく多いはずだ)、アクセスしてるのは人間じゃなくて ほとんど機械である、などという仮説も立てられるので簡単に結論は出ない。 Referer に関する分析はしていない。

ちなみにホームページへのアクセス状況はこんな具合 (大半は攻撃だろう):

もう1つ面白いのは、Equipments というページに対する直接のアクセスが 結構あること。これは、今までに使った道具の情報を書きためただけのものだ が、単独のページで比較すると jcode.pl 関連のページに次いで多い (それほ ど定量的に評価しているわけではない。ホスティング業者から提供されるデー タをたまに眺めていての印象である)。これらのアクセスのほとんどは、おそ らくサーチエンジンからのものではないかと思われる。そうでなければ、ダイ レクトにこんな所に飛んでくるアクセスがそんなにあるはずがない。ブックマー クに登録しているユーザが多ければそうなるかもしれないが、そんな類の内容 ではない。つまり、繰り返し見る人など居ないはず。

はっきり言って、プログラムのリリース用と出版関係のページ以外は、他 人に見せるつもりで書いてはいない。このページだってそうだ。しかし、ウェ ブのページを作るというのは、情報整理の上で役に立つらしいということがわ かってきた。業務に関連する情報などをまとめておくのは意外に役に立つ機会 が多い。オリジナルのドキュメントはラップトップに入れて常に携帯している ので、インターネットにアクセスせずとも取り出すことができる。つまり、自 分ではこのサイトにアクセスはしていない。自分のためだけのものだが他人も 見るかもしれないという設定が、適度な緊張感と継続性を与えてくれているよ うに思う。もちろん、他人に見せていない情報も多い。公開レベルを管理する ためのうまい方法が無いのが不自由だ。